【引越し蕎麦由来】引越し蕎麦なぜ食べるのか?本当はご近所に蕎麦を配るんだよ!

「引越し蕎麦」と言う言葉は聞いた事ありますか?

 

多くの方が引越しした日にみんなで蕎麦を食べる。

と思っているかもしれません。

でも本来のやり方は違うんです。

 

 

本来は引越しして来たら、挨拶がてらご近所様に

二八蕎麦を配ったんです。

 

 

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引越し蕎麦は引越しのご挨拶

引越しした事のある方は分かると思いますが

引越し先で「これからお世話になります。」と

タオルや洗剤なんかを渡すと思います。

 

昔はそのタオルや洗剤の代わりに

二八蕎麦を配っていて

それを「引越しそば」と呼んでいたんです。

 

 

「引越しそば」が行われるようになったのは

江戸時代中期で、

江戸を中心に始まった慣わしです。

 

引越し先に荷物を運んだら、家主と向こう3軒両隣に

引越しのあいさつとして二八蕎麦を配っていました。

 

向こう3軒両隣ですから、自分の両隣2軒と

向かい側3軒の5軒。

そして家主と管理人の7軒に挨拶していたようです。

 

蕎麦を配るようになる前にも

物を送る慣わしはあったようで、そのときは

小豆粥やお餅などを配ったりしていたそうです。

 

ただ、当時決して安くはなかった小豆ですので

バカ丁寧すぎるんじゃないか?と

蕎麦を送るようになったそうです。

 

配る量は普通、家主、管理人(差配)に二八蕎麦5つ

その他、隣近所には二八蕎麦を2つ配りました。

 

 

蕎麦を配るようになった経緯には

江戸っ子の洒落っ気もあったようです。

 

そば(近く)に越して来た事にかけて

おそばに末永く」や「細く長くお付き合いを宜しく

といった具合に 蕎麦とそば(近く)

をかけて配るようになりました。

 

そんな事が引越しで

蕎麦を配るようになった理由のひとつですが

本当のところ、1番の理由は

蕎麦が1番手軽で安上がりだった事のようです。

 

 

このように、江戸時代中期には

そばが市民の生活の中で普通のものとして

定着していた事が良く分かります。

 

 

現在多くの人は、隣近所にはタオルや菓子詰めを送り

そばは手伝ってくれた人や自分達が

食べるように変わってきています。

 

 

日持ちの問題やアレルギーの問題など

蕎麦を送るのにはちょと不便だったり

気になる事もありますが、

 

江戸時代に習って蕎麦を贈るのもまた

素敵なのではないかと思います。

 

 


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