蕎麦とは?でそばの健康成分についても触れましたが
改めてそばの栄養素と健康について書いてみます。
そばには健康に良い栄養素が多く含まれていますが
代表的なものに『ルチン』があります。
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蕎麦の成分で良く聞くルチンとは?
ご存知かも知れませんが、
ルチンはそばに含まれる栄養素の1つで、
赤ワイン等に含まれるものと同しように
ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールは植物が
紫外線から自分を守る為の物質で
穀物ではそばにしか含まれていません。
血管の弾力を保ち、高血圧症や動脈硬化症、
生活習慣病の予防と「坑酸化剤」としての役割は大きいです。
ビタミンCの吸収を助けるので野菜類との
同時摂取は大変おススメです。
ポリフェノールが持つ坑酸化剤としての作用が
なぜ体に良いのでしょう?
抗酸化作用とは活性酸素を除去してくれる
作用という事です。
人は息をするたびに空気を吸い
酸素を体内に取り込んでいます。
その酸素の内、数パーセントが体内で
酸化力の強い活性酸素に変わります。
活性酸素と言うのは
じつはありがたい物質です。
体内に侵入してくる有害なカビや菌を
攻撃してくれるからです。
しかし、体内で増えすぎると有害な物質に
なってしまいます。
正常な細胞や組織まで攻撃し始めてしまうからです。
ですのでもともと体の中に、活性酸素を無毒化する
消去酵素と言うものをみんな持っています。
この消去酵素は年を取るごとに力が弱まります。
40歳を越えると大幅に弱くなるんです。
このため体外から抗酸化剤を摂取した方が
良いわけです。
蕎麦に含まれるルチンは10~20mg/100g だそうです。
もり蕎麦、ざる蕎麦の量は少ないところで120g。
お店によって違いますが、
ほとんどの蕎麦屋さんでは140g以上はあると思います。
ルチンの必要摂取量は、1日 30~50mgですので
もり蕎麦又はざる蕎麦を1日1枚食べれば足りる計算です。
ネパールでの血圧調査で、そば粉を主食としていた地域と
小麦粉を主食としていた地域とでは
そば粉を主食にしていた地域の方が
血圧が低かった事が確認されています。
しかし、毎日蕎麦を1枚食べるのは簡単なようで
けっこう大変です。
ルチンを多く含むものに韃靼蕎麦があります。
蕎麦茶などに使われる蕎麦の種類で
ルチンが普通のもの100倍も含まれています。
蕎麦茶を飲むのも有効な手段かもしれません。
食品からの摂取が大変だと思う方は
このようなサプリメントを使っても良いですね!
ルチンと一緒にビタミンCを摂取すればとても効率的です。
ルチンをとって生活習慣病を予防しましょう!
ヒトの栄養補助食品としてのルチンの有意で好ましい効果を直接的に証明する臨床研究は存在しない、とwikiにありますが、どこかの大学、そばですから信州大学とかに実証研究を依頼したほうがいとおもいますよ。人間ではないウサギとかの動物では研究されていますが、人間の研究がないのです。