このサイトを作るようになり色々勉強するようになりました。
本を読んだり、ネットで調べたり、人に聞いたりしてます!
そこで新しく気付いた道具が万年筆です。
このサイトを作るのに
自分で調べてノートに必要なものを書いて
そしてまとめて記事にしているのですが
そんなサイト作りをしていたら、ある物の良さに気付きました。
そうです、万年筆です。
万年筆を愛用している人って少ないと思います。
僕なんか高校を卒業してからは、字を書く。
と言うことすらほとんどしませんでした。
万年筆どころかシャーペンすら
持つことがありませんでした。
でもそのおかげ?で万年筆の本当の良さに気付いたんです。
万年筆の良さとは?
もともと文房具は嫌いではありません。
道具もけっこう好きで、高校生の時に万年筆が欲しい。と
思ったこともありました。
実際、当時1000円くらいで安い使い捨て万年筆が売っていて
授業のノートを万年筆で書いたりもしていました。
大学生の時、ある事から有名ブランドの万年筆を
手にすることになりました。
使ってみたものの、当時は良さに気付かず
引き出しの奥にしまわれてしまいました。
それから十数年が経ち、記事を書く為にノートを取りはじめて
ボールペンや鉛筆がもの凄く疲れることに気付きます。
10年近くの間
まともに筆記具を持たなかった人間が
久しぶりに字を沢山書くと
腕がとても辛いのが分かりました(笑)
字を書く筋肉が衰えているんだと思います。
腕や手が痛くて
短時間に沢山の文字を書く事が出来ないんです!
これには本当に驚きました、
たったノート2ページですから(笑)
そこでふと思い出したのが万年筆でした。
引き出しの置くから引っ張り出し
インクが乾いて詰まったペン先を水で洗ってから
新しいカートリッジをセットします。
あんなにほったらかしだったのにキチンと書けます!
さすが一流ブランド品です。
ノートを万年筆で書くことにして数日。
ふと、腕が手がそれほど疲れていない事に気付きます。
あらためて気にしながら字を書いてみると
やはりそれほど疲れません。
どうやら力が入っていないので疲れずらいようです。
当たり前の事ですが力を抜いて書けば
ボールペンや鉛筆では文字が薄くなってしまいます。
でも万年筆はクッキリと書けます。
ボールペンなどの場合
書く力は線の濃さなどに関係しますが
万年筆は
紙の上をペン先が移動すればインクが紙に乗るわけで
濃さは筆圧とは関係ないんです。
だからボールペンや鉛筆と同じ濃さの字を書こうとした時
万年筆ははるかに力を抜いて書いても大丈夫です。
紙とペン先が触れていれば、力を入れなくても
ボールペンや鉛筆と同じ濃さで字が書けるんですから。
それにボールペンは上下や左右のペン先の動きに弱いです。
上から下への切り替えし、右から左への切り替えしで
かすれる事があります。
これはボールペンの仕組みとして
仕方の無い事だと思います、
しかし万年筆にはその欠点も無いんです!
これらの事は
書く筋肉がそうとう衰えていた私にとっては
もの凄く良い出来事でした。
そのことに気付いてから
カッコいいから。と言う理由で欲しかった万年筆が
道具としてとても良いものだと気付けました。
なぜ作家が使うのか?
なぜ村上龍が使うのか?が分かりましたよ(笑)
私が使っている万年筆はモンブランという
万年筆では有名なブランドです。
私の使っている物はそれほど高価な物ではなさそうですが
ペン1本の値段としては決して安くは無いです。
本体はある程度の価格でも万年筆は実用品です。
と言うのはインクはそれほど高くないんです。
カートリッジ一本で結構書けるので良いですよ。
ボールペンや鉛筆に比べたら高いかもしれませんが
持つ喜びもありますし、ぜひおススメです!
力を入れなくても書けることの楽さを知ったら
もうボールペンには戻れません(笑)
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