肥満予防、血中コレステロールの低下など
体に良い効果が期待できる蕎麦ですが
正しい食べ方などはあるのでしょうか?
蕎麦はもともと庶民の食べ物です。
基本的にはこうしないといけないとか
これはマナー違反!などのルールはありません。
でも、おススメの食べ方はあります。
基本的な品書きの『もりそば』『かけそば』
についてお話します。
もりそばは
冷たくしめた蕎麦をお店独自のおつゆに
付けて食べます。
良く見かける光景に、出てきたお汁を全部1度に
蕎麦猪口に空け、薬味を皿ごと流し込む方がいます。
これはあまりおススメしません。
もりつゆは1度に入れず、少しづつ使うようにすると
食べ進めて行くうちに薄まってくるおつゆを
調節できます。
また、そば湯を飲むとき、
お猪口におつゆが残りすぎると
なかなかそば湯で薄まりません。
残りすぎたおつゆを何かに空ければいいのですが
あまりスマートなやり方とは言えませんので
調節して入れましょう。
【食べ方の順序としておススメ】
・蕎麦だけを食べてみる。
・お汁を少しだけ付けて食べてみる。
・薬味を少し付け食べてみる。
・山葵を少し付け食べてみる。
・好きに食べて、そば湯を飲む。
この順序で食べると
いきなりドボンと蕎麦をしっかりとおつゆに漬けるより
蕎麦の香り、味を感じる事が出来ます。
最後はそば湯で〆ましょう。
そば湯は余分な塩分を排出してくれる
カリウムが溶け出していますし
蕎麦で冷えたお腹が温かくなりホッと出来ます。
つぎに『かけそば』です。
これはお店ごとの特色が濃く出ます。
かけつゆに蕎麦が浸かって出てくるので
蕎麦の香りをしっかり感じる事は出来ません。
ですので、つゆと蕎麦の調和を楽しみましょう。
かけつゆの味はお店によってそれぞれで
濃かったり、薄かったりと色々です。
おつゆの味が濃いかけそばは蕎麦だけで
食べれば良いです。
おつゆの味が薄めのかけそばは
おつゆも飲みながら食べると丁度良くなります。
かけそばにそば湯を出してくれるお店は多くないですが
かけそばでもそば湯は飲んだ方が良いと思います。
言えば出して貰えるでしょう。
これまで、食べ方まで気にしていなかったら
ぜひ試してみて下さい。
この記事へのコメントはありません。