蕎麦の成分で1番多いのがでんぷんです。
でんぷんは、ブドウ糖がたくさん結合して出来た炭水化物です。
体内で糖質に変わりやすく、
消化吸収の早い物質です。
消化が良いとはどういう事か?
食物が体内に入り消化され糖に変わる早さを
一般的にGI値で表します。
このGI値が高いほど糖に変わりやすく、
血糖値が上がりやすい食物であるという事です。
このGI値は、米を100とすると、
もち101、パン92、蕎麦59
となっており、蕎麦のGI値は大変低い事が分かります。
GI値の低い原因は蕎麦のでんぷんが
米や小麦とは性質の違う
『難消化性でんぷん』
であることはあまり知られていないかもしれません。
『難消化性でんぷん』とは?
『難消化性でんぷん』とは字の表すとおり
消化吸収されにくい「でんぷん」という事です。
消化吸収されにくく
大腸まで到達するでんぷんを言います。
消化吸収されにくいとは、糖に変わりづらい
という事です。
つまり血糖値も上がりにくく、
糖を吸収するための成分
インシュリンも分泌されづらい
事が分かっています。
難消化性でんぷんの効用
『難消化性でんぷん』の効用として代表的なものは
- 食事をしても血糖値が上がりづらい
- 肥満防止
- 腸内環境改善
- 大腸がんなどの予防
です。
「血糖値が上がりずらい」
最初でも書きましたが
蕎麦はGI値が米や小麦に比べて
かなり低い食物です。
血糖値が上がりずらいと、糖尿病になりずらい
太りずらい等の利点があります。
GI値は体内に入った食物が糖に変わる早さの値です。
低いと上がりづらくなります。
米を100とすると蕎麦は59しかありません。
血糖値が上がりづらいので糖尿病の予防に効果的です。
また、インシュリンの分泌を減らすので太りづらいです。
「太りづらい」
インシュリンは糖を吸収する物質です。
糖を吸収して脂肪として蓄えようとします。
血糖値が上がりづらいと、このインシュリンの分泌も
緩やかになり吸収されにくくなります。
糖が吸収されにくいと脂肪が蓄えられにくいので
結果として太りにくくなるわけです。
『難消化性でんぷん』が大腸で作り出す酪酸が
大腸がんや直腸がんの発生率を下げる効果も
あるようです。
『難消化性でんぷん』の多く入った食物を取ると
食後の血糖値やインシュリンの上昇が揺るやかになりますが
朝に取った『難消化性でんぷん』の効果は
以外と長続きするらしく、昼食や夕食後の
血糖値、インシュリンの上昇を抑えるようなのです。
蕎麦はこの『難消化性でんぷん』を多く含んだ食品です。
朝に食べれば1日中ダイエット効果が期待できますし
女性に多い大腸がんも予防出来ます。
蕎麦は男性が多く食べている印象がありますが
女性に役立つ成分がたっぷり入っているようです!
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追伸
蕎麦屋さんは早朝から営業し、
朝ごはんとして蕎麦を提案していくべきなのかもしれません。
こんにちは!初めましてm(_ _)m
私は女優の中谷美紀さんが大好きで、中谷美紀さんがそばをよく食べるとテレビでやっていたので私も食べたくなりました。
今までは、おそばは年に2・3回と年越しに食べる程度でしたが、最近毎日食べています。知れば知るほど蕎麦は健康に良いみたいですね。
朝のパン食をやめたくてもやめれませんでしたが、朝の蕎麦でやめれそうです!!
ななさん
コメントありがとうございます^^
女優の中谷美紀さんも蕎麦がお好きなんですね!
蕎麦のでんぷんは難消化性でんぷんで
糖質に変わりにくい性質ですのですし
京大の先生の研究を見ると朝食に蕎麦を食べるのは良いと思います!
ひとつ気をつけて頂きたいのは、
乾麺、そしてコンビニ、立ち食い蕎麦などでは
蕎麦粉より小麦粉の方が割合の多い蕎麦を使っていることがあります。
乾麺は30%蕎麦が含まれていれば「そば」と表記して良いわけですから
そこは気をつけて頂いた方がよろしいと思います。
蕎麦を食べたつもりが、うどんの蕎麦入りを食べた。
なんて事にならないようにお気をつけ下さい(笑)