ビタミンB群は
ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸(ビタミンB5)
ビタミンB6、葉酸(ビタミンB9)、ビタミンB12、
ナイアシン(ビタミンB3)、ビオチン(ビタミンB7)
の8種類の総称を言います。
体に貯めておけないビタミンで毎日取り込まないといけません。
ストレスに負けない強い体を作ったり
脳や神経、細胞、粘膜を作ったり、
ガンの予防にも関係しています。
水に溶けやすく、熱に弱いです。
焼いたり炒めたりと加熱調理すると3~5割
無くなってしまうので、出来るなら生で食べた方が良いです。
蕎麦には6種類が含まれているので、その働きを紹介します。
【ビタミンB1】 0.48mg/100g
これはビタミンB群の中でも良く知られているビタミンで
脚気予防に有効で、末梢神経の働きを正常に保つ働きをします。
欠乏すると
食欲不振、消化不良、下痢などを起こしやすくなります。
【ビタミンB2】 0.13mg/100g
健康な肌や髪の毛、粘膜を作ります。
ガンや生活習慣病の予防に役立ちます。
欠乏すると
口内炎や口角炎や目、舌などの粘膜に影響します。
肌荒れ、髪の毛のトラブルはビタミンB2が原因かもしれません。
【パントテン酸】 0.954mg/100g
糖代謝、脂肪酸代謝で重要な働きをします。
多くの食品に含まれているため不足する事は珍しいです。
不足すると
末梢神経の障害、成長停止、体重減少、皮膚炎、脱毛
などの影響が出ます。
【ビタミンB6】 0.24mg/100g
脂肪の代謝を上げ、脂肪肝を予防します。
つわりをやわらげたりします。
不足すると
つわりがひどくなったり、神経過敏などになります。
【葉酸】 60μg/100g
乳酸の増殖に関係しているビタミンでほうれん草の葉から見つかりました。
欠乏すると
前立腺がんのリスクを高めたりします。
また、妊娠初期の4~5週頃に欠乏すると
む脳児のリスクが高まるなどするため
サプリを飲むようすすめる産婦人科医もいます。
【ナイアシン】 3.21mg/100g
循環系、消化系、神経系の働きを保持していたり
糖質、脂質、たんぱく質の代謝に不可欠です。
欠乏すると
皮膚炎、口内炎、神経炎などをおこします。
このように蕎麦にはビタミンB群の8種類のうち
6種類が含まれています。
ビタミンB群は隠れた健康物質ですので
蕎麦で積極的に美味しく取り込みたいですね!
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