蕎麦というと?と聞かれ、あなたが思い浮かべるのは
どんなものでしょう?
白くて細いものですか?
黒くて太くて香り、味の濃いものですか?
それとも、肌色で適度に細く、ずるずるっとすすった時の
舌ざわりがつるっとしていて、香りや味もバランスの良い物ですか?
そして、今イメージしたそばは何処で食べますか?
つまり、白くて細かったり、黒くて太かったりするもの、
または、つるっとして香りや味のバランスが良いものは
何処でたべますか?
町の蕎麦屋さんですか?
こだわりの蕎麦屋さんですか?
駅で食べる立ち食いやコンビニの弁当になっているもの、
さらにはファミリーレストランでも食べる事が出来ますよね^^
色々な例が出てきて混乱していると思いますが
蕎麦はそれほど色々な種類の物が色々な場所で
食べられているんです。
これほど多くの種類がある蕎麦ですが、
定義というものはあるのでしょうか?
じつはハッキリと『蕎麦の定義』というものは決まっていないようです。
唯一定められているのが、乾麺蕎麦の定義で
『そば粉が30パーセント以上入っている事』
それが最低限の乾麺蕎麦の定義です。
組合では、そば粉が70%以上入っている物を蕎麦と明記していこう!
という動きもあるようですが、
蕎麦屋さんというのはほとんどが個人経営なので
なかなか上手く進まない様です。
30パーセントしか蕎麦が入っていない物を
色のついたうどんだ!と書いた新聞記者もいたようですが、
何が良い。何が悪いでは無く、それぞれにメリットがあります。
価格や味、時間がたってものびにくい等それぞれのメリットを
考えて、蕎麦屋さんは独自の配合でそれぞれの作り方をするわけです。
それを踏まえて蕎麦を食べてみるとまた新しい発見があると思います!
十割だから美味い。小麦粉の方が多いから不味い。ではなく
お店一つひとつが自信を持って提供している蕎麦ですから、
ぜひ、良い所を探しながら楽しく蕎麦を食べてみて下さいね!
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