蕎麦との組み合わせで定番なのは
そば汁と薬味です。
ねぎとわさび。
辛味大根が添えてあるお店もあります。
この薬味の使い方を多くの人は間違えているようです。
もり蕎麦が目の前に運ばれて来たら、まず何をしますか?
多くの人は薬味のねぎとわさびをガバッとお猪口に入れるか
そば汁をガバッとお猪口に入れるようです。
ハッキリ言って、どちらもおススメ出来ません。
薬味やそば汁は適量を少しずつ使うものだからです。
そば汁を1度に入れてしまうと、
食べ進めるうちにそば汁が薄まってしまいます。
薬味を最初に入れてしまってはそば汁の味も変わるし
途中で口直ししようにも出来ません。
それに、わさびはそば汁に溶いてしまうと辛さが
無くなってしまいます。
今まで薬味を1度にガバッと入れていたら
ぜひ試して頂きたいのが、薬味を少しづつ使う食べ方です。
もり蕎麦が運ばれて来たら、まずは蕎麦だけ食べてみます。
その後、お猪口にそば汁を半分から1/3くらい注ぎ
蕎麦を付けて食べてみます。
今度は薬味のねぎだけを少し入れて食べてみます。
そば汁の味が変わり、深みが増したのを感じる事だと思います。
次にわさびをそば汁に溶かさず、蕎麦に付けて食べてみます。
そば汁を付けても良いし、蕎麦とわさびで食べても良いでしょう。
そして自分の気に入った食べ方で蕎麦を堪能して下さい。
蕎麦を堪能する時も薬味は全て使わず
そば湯を飲む時に使えるよう少し残して置いて下さい。
これは重要です。
そば汁に薬味を入れると味が大きく変わるように
そば湯を飲むとき薬味を入れると美味しく飲めますし
無いと少し物足りないと感じるでしょう。
中には薬味の追加を注文する人もいるようですが
これはやめた方が良いです。
蕎麦の食べ方を知らない面倒な客に成り下がるからです。
そば湯を飲むのにそば汁を要求するのも同じ事ですので
気をつけましょう。
そば汁には蕎麦と同じくらいの原価が掛かっていますが
多くの蕎麦屋さんで、そば汁はメニューに無い為
サービスで出しているからです。
いかがでしょうか?
もし新しい発見があれば、蕎麦屋さんへ行き
試してみて下さい。
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