蕎麦好きのあなたに蕎麦屋の1日を紹介します。
蕎麦屋の1日は早いです。
普通でも8時から蕎麦を打ち始めます。
私の場合は二八蕎麦と十割蕎麦を打つので
同じ量を打つ蕎麦屋さんより2倍以上の手間がかかります。
また、かなりの繁盛店では
朝のそば打ちで疲れてしまうほど
大量に打たなければなりません。
特に夏場は汗で服の色が
完全に変わってしまうほど汗だくになります。
終わると店内の掃除です。
掃除の基本は上からなのでまずはハタキをかけて、
その後座敷をほうきで掃き、最後に床を掃きます。
掃き掃除の後は拭き掃除です。
窓枠や棚、座敷の床や椅子席を拭きます。
トイレも拭き掃除します。
トイレの便器を拭き、便器内はブラシがけ。
床を拭き、トイレットペーパーを補充などします。
その後は買出しに行ったりして、着替えて開店です。
忙しい日は開店の11時からお客様が入店し
14時過ぎまで途切れる事の無い時もあります。
この時点で、朝の仕込から6時間が経ちました。
トイレに行く以外立ちっぱなしです。
洗い物を終わらせると15時半位になります。
やっとお客様も途切れて一息つけます(笑)
この間に私以外は昼休憩です。
みんなここでお昼ご飯を食べます。
蕎麦が間に合うときは私もお昼を食べ
掃除やブログを書いたりします。
しかし、
鮮度が命の蕎麦は多過ぎないように打つので
午前中で売り切れてしまう事もたびたびあります。
その場合は夜に備えて蕎麦を追い打ちします。
もう1度蕎麦を打つので、また汗だくです(笑)
私の店は中休みが無いので1日中開店していますが
この追い打ちする時だけは、1時的に店をしめます。
知らずにご来店頂いてガッカリさせないよう
FacebookやTwitter、HPなどで
追い打ちの為弊店中の連絡をしておきます。
17時に休憩していたみんなが出て来てくれると
私の休憩の番です。
忙しくなければここで1時間半ほど休憩できます。
しかし、忙しくなれば休憩も早々に切り上げ仕事です。
お酒を出したり、料理を出したりなど接客したり
料理を作ったりします。
お客様と軽くお話したり忙しいながらも
楽しい時間です。
手が空いた時を見計らって明日打つ分の
そば粉を石臼で製粉したりもします。
出来るだけ直前に挽きたいので
粉は夕方か夜に挽くようにしています。
21時閉店した後、片付けをして10時頃仕事が終わります。
朝8時から始まった蕎麦屋の1日は14時間後に
いったん終わりです。
また次の日の8時に備えて、ぼーっとしたい所ですが
以外とブログを書いたり、
参考になりそうなテレビを見たりしてます(笑)
(趣味の番組とお気に入りのアニメだけは見ます。)
貧乏性と言うのかボーっとしている事はあまり無いです。
これが私の忙しい1日です。
もちろんもっと暇な日も、逆に忙しい日もありますが
やればやるだけ実になるのが自営業です。
やらなければ「ゼロ」ですけど(笑)
蕎麦屋さんに行った時こんな感じで頑張ってるって事を
感じて頂けたら嬉しいです!
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