蕎麦屋とはすばらしいもので、
個人経営のお店のほとんどが自家製麺しています。
ラーメンは製麺所から購入する事が多いし
ハンバーガーもパン(バンス)は専門店から
購入している事が多い中
蕎麦屋さんはほとんどの方が自家製麺です。
少なくとも、組合加入の知り合いの蕎麦屋は
手打ち・手作りの違いはあれど全て自家製麺です。
これは蕎麦が日本人の伝統食である事の
証明なのかもしれません。
自家製麺と言うことは、ほとんどの蕎麦屋さんは
生蕎麦を自分で作り保管していると言うことです。
生蕎麦はどのように保管されているのでしょうか?
答えから言うと『専用の冷蔵庫』で保管しています。
普通の冷蔵庫の場合
温度は低く保ってくれますが、湿度は下がってしまいます。
普通の冷蔵庫とは違い、
湿度も一定に保ってくれる専用冷蔵庫が
ありそこで保管しています。
恒湿恒温冷蔵庫と言います。
これにより低温に保たれながら、乾燥しない
生蕎麦にとって最高の保存がされています。
また、これまで蕎麦の冷蔵は無理だと言われてきました。
しかし、そば粉の質や冷凍技術の進歩などにより
最近は打った蕎麦の劣化を防ぐ為に冷凍したり
蕎麦を冷凍して通信販売したりする蕎麦屋さんも
増えて来ました。
冷凍した蕎麦を真空パックする事で
数ヶ月も保存可能な蕎麦もあります。
香りは打ちたてにはかないませんが
熟成される事を考えると冷凍蕎麦もありかもしれません。
家庭での保管も可能なので
蕎麦をより身近なものにして下さい!
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